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マルチ・コンフォート・ハウス構造見学会に参加しました。

9月8日 断熱メーカー、建材代理店さまが企画された「究極の快適性と省エネ性を両立する住宅(マルチ・コンフォート・ハウス)」

の構造見学会に参加しました。

壁210㎜×屋根330㎜ 断熱の世界基準の高性能住宅の工事中の現場を見学できる貴重な機会でした。

外皮熱還流率UA値=0.3W/㎡.K,    熱損失係数Q値=0.9W/㎡.K

気密性能C値=0.5㎝/㎡以下(目標値)

屋根: 高性能GW330㎜

外壁:(充填)高性能GW120㎜+(外付加)高性能GW90㎜

基礎:(立上)EPS100㎜ (土間下)EPS50㎜

窓 : 木製トリプルガラス

換気: 第一種熱交換型換気システム

数値も仕様も世界基準です。ドイツなどでは標準的な仕様ですが、日本ではここまでの仕様はまだまだ少ないように思います

外からみる限り、一般的な現場の見た目と変わらないように思いましたが

サッシ周りの納まりや、気密を高める処理がきっちりされているところが目に付きました。

木製トリプルガラス仕様の窓です、結露もなく高気密な性能です、サッシ周りもきっちりコーキングされ気密を高めています。

サッシ取付面からGW90㎜の厚みが良くわかります。

内部から見た様子です、内部からもシールされて気密は万全にされています

木製サッシの木部が温かみがあり、いい感じでした。気密を守るためレバータイプ、押出し窓が基準でした。

引違い窓などは、気密が取れないので使われていませんでした。

屋根高性能GW330㎜ 外壁 充填.高性能GW120㎜ 施工ミスが致命的ですのできっちり施工されています。

床面もきっちり専用テープで施工されいいます。

最後に気密測定専門家により実際に測定がありました。

施工ミスや不具合による気密もれなどあれば目標数値が出ない場合もあるそうですが、今回は0.4㎝/㎡.K,問題なしの数値でした。

今回見学会に参加させて頂き、世界基準・高性能住宅の違いが良くわかりました、断熱材にかける予算は上がると思いますが、

光熱費は抑えられ、家中どこにいても同じ温度でとても快適に過ごせる マルチ・コンフォート・ハウス これから注目される

仕様になると思います、もし問い合わせがありましても対応できるように、断熱メーカーさんやサッシメーカーさんなど各専門家さんと取り組んで

行きたいと思います。

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